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会社は「奮起を促す指導」と回答
OMM法律事務所の大塚和成弁護士が指摘する。
「『体と顔があれば』というのは、取引先に対する色仕掛けで営業効果を上げることを求めるような発言であり、セクハラ行為に当たり得ます」
岸社長は会社を通じて次のように回答した。
「(Aさんへの発言については)セクハラ行為に該当しないと考えております。容姿やスタイルを褒めた上で、奮起を促す指導でありました。過去に女性営業マンがトップセールスだった事実を伝え、女性が活躍しやすい理由を挙げておりました」
しかし岸社長にはさらなる疑惑があった――。
そのほか、小誌発売翌日の夜、社長が愛人とされる女性と2ショットでマンションに消えた写真、報道後に社長が取引先から言われた一言、女性職員たちとの会食でのセクハラ疑惑など、詳しくは3月9日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」及び3月10日(木)発売の「週刊文春」が報じている。
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