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「その体と顔があれば…」 「総合資格学院」岸隆司社長の新セクハラ疑惑と逆ギレ音声

 建築士や宅建の資格予備校「総合資格学院」を運営する「総合資格」。一級建築士の合格者占有率日本一を誇り、経団連にも加盟している有名予備校だ。同社の岸隆司社長(71)が、会議の場で職員に解雇を言い渡す様子や、嫌がる女性職員の肩を抱きながらカラオケを熱唱する様子など、4本のパワハラ・セクハラ動画の存在を「週刊文春」は先週号で報じた。

嫌がる女性職員の肩を抱きカラオケを熱唱

 発売日当日の3月3日、岸社長は全職員向けの緊急会議を開いたが、小誌はこの音声を入手。それによると岸氏は、自らの責任を棚に上げ、自分を告発した職員を「愉快犯だ」「みんなの敵」だと糾弾。「深く反省して頂いて、二度とこういうことがないようにしていただきたい」と逆ギレをしていたのだ(音声は「週刊文春 電子版」で公開)。

 岸社長にはさらなるセクハラ疑惑も浮上した。職員が語る。

「会社のHPに写真を載せるほど、社長がお気に入りだった営業の女性職員Aさんがいました。その彼女がターゲットとなったのです」

創業社長の岸氏(総合資格HPより)

 2020年11月17日、本社で全職員対象の会議が行われた。その席で岸氏は、名指しでAさんの営業成績への不満を口にした。さらに会議後、岸氏はAさんを呼び止め、このように言った。

「建築業界は男性が8割。営業相手が男性だから、今までトップ営業マンが女性だったのはわかるよな? その体と顔があれば、もっと数字いいはずだろ」

 Aさん本人に確認した。

「発言は事実です。私はその後、一年足らずで辞職しました」