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「裏オプションもありますよ」と路上で客引き
この男性は直接店を訪れたケースだが、摘発のきっかけは「Cherry×Cherry」が行っていた路上での客引き行為だった。管轄の万世橋警察署には近隣住民からの通報が相次いでいたという。
「昨年9月頃から、『小学校の通学路で制服を着た女性たちがいかがわしい客引きをしている』という相談が何件かあったそうです。『Cherry×Cherry』女性スタッフ自身が秋葉原の路上に立って『リフレ店いかがですか』、『裏オプションもありますよ』などと言って客引きをしていました。写真を見て指名するお店が多い中で、路上で会った女性をそのまま指名できるのが人気の理由だったようです」(前出・社会部記者)
秋葉原では、昨年から風俗店の摘発数が激増している。今後も摘発をさらに強化する予定ということで、秋葉原の近隣店舗などにもしきりに情報提供を呼び掛けている状況だ。
「半年ほど前はコンセプトカフェがターゲットでしたが、最近はリフレ店が徹底的にマークされています。オリンピックへ向けて全国的に進めていた風俗対策強化に加えて、秋葉原は海外からの観光客が多い街なので、浄化重点地区に指定されています。万世橋警察署の署長が代わったこともあり、摘発が加速しているんです」(風俗業界に詳しい週刊誌記者)
逮捕された店長の外山容疑者は容疑を認めているが、経営者の山崎容疑者は「店の事は知らないので認めることもできない」と否認しているという。最近では秋葉原の摘発強化から逃れるように湯島付近に移転する店舗も増加傾向にある。萌えカルチャーの聖地・秋葉原はどうなっていくのだろうか。