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《土浦集団リンチ傷害致死事件》「俺は組長の息子だぞ!」 組の“シマ”で暴れまわり「街では煙たがられていました」 逮捕された不良グループリーダーの素顔

《土浦集団リンチ傷害致死事件》「俺は組長の息子だぞ!」 組の“シマ”で暴れまわり「街では煙たがられていました」 逮捕された不良グループリーダーの素顔

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genre : ニュース, 社会

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事件2カ月前にもバーでトラブルを起こした鴫原容疑者

「事件が起こる2カ月ほど前にも、桜町のバーで店長とトラブルになりました。その時も『俺は組長の息子だぞ!』となったそうですが、店長も気性が荒い人だったようで、『そんなの知らねえよ!』と揉めに揉めたそうです。

 鴫原は組に電話し、実際に当番の組員がすぐに現場に駆け付け、場を収めることになりました。それで終わりかと思いきや、店は強制的に3日間の“営業停止”になってしまったようです。

鴫原容疑者とトラブルになったという桜町のバー ©文藝春秋

 ただでさえコロナで客も減っていて、給付金がもらえるわけでもないのに、“営業停止”は可哀そうでしたよ。他にも鴫原はキャバクラでトラブルになったこともありますが、店は『組長の息子だから手が出せない』と、引くしかなかったそうです。同様のトラブルは他でも何件かありました」(同前)

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 コロナ禍で同じような不良メンバーの歓楽街への出入りが減ったことも、鴫原容疑者らの行為に拍車をかけたようだ。

「もともと桜町には鴫原たちより数段、筋の悪い奴らがいましたが、コロナ禍もあって街に来なくなった。鴫原たちの態度が目に見えて大きくなったのはその頃からです。

事件があった資材置き場 ©文藝春秋 撮影・上田康太郎

 鴫原以外の他の3人も、バックがあるという安心感からか鴫原といる時はいつもより大きな態度をとるようになりました。鴫原とツルみ始めてからは、『あの時はよくもやってくれたな』と以前もめたことのある半グレの先輩にも突っかかるようになりましたね。逆に4人とも安心な“シマ”である桜町の外で飲むことはありませんでした」

 若気の至りとはいえ、“メンツ”にこだわるあまり、1人の未来ある若者の命が奪われてしまった悲劇。

 県警は8人の認否を明らかにしておらず、今後の真相解明が待たれる。

その他の写真はこちらよりぜひご覧ください。

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