これまで数多くの人気作とブレイク俳優を輩出してきた「仮面ライダー」シリーズ。

 中でも他の作品とは一風変わり、「人間の欲望」をテーマにした作品が、2012年に放送された『仮面ライダーオーズ/OOO』(テレビ朝日)だ。同作で主人公・オーズの協力者である重要なキャラクター・アンク役を演じたのが俳優の三浦涼介(35)。三浦は父親が俳優の三浦浩一(68)、母親がタレントの故・純アリスということもあり “サラブレッド二世俳優”として注目されてきた。

3月12日より劇場公開された『仮面ライダーオーズ』の映画 映画公式ホームページより

 3月12日より劇場公開された『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』は、テレビシリーズ最終話から10年後を描いた作品だ。公開初日には、三浦ら主要キャストが“まん防”下にもかかわらず、一同に会して深夜まで宴席を楽しんでいた。(#1

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 そして三浦には、過去にも酒席で起こした大きなトラブルがあったのだという。

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三浦と揉めて「110番通報をした」

 約5年前、三浦と揉めて「110番通報をした」という、三軒茶屋のとあるバー店員が明かす。

三浦涼介 公式ホームページより

「2017年の11月5日のことでした。日付が変わってすぐくらいの深夜に、三浦くんが一人で来店しました。だいぶ酔っていたのかご機嫌で、カウンターで隣に座ったお客さまと意気投合して、かなりベタベタしていました。自分からテキーラをイッキ飲みしだしたり、他の席のお客さんにも随分ご馳走したりして、盛り上がっていました。

 結局、朝まで飲み続けて、会計は約3万円になりました。ところが三浦さんは『財布には5000円しかない』と言うんです。ウチは時間制の店で、事前に料金説明はしていましたし、延長やご馳走する酒は別料金であることはしっかり伝えていました。流石にそれでは困りますので、その場では『電話番号を教えて頂ければツケにしておきましょうか?』と提案したのです。

 ところが三浦さんはその案を頑として、聞きいれようとしなかった。それどころか、ふと私が目を離した瞬間にいきなり走り出し、店の外に出て行ったんです。でも、べろんべろんに酔っているから、そんなに早くは走れない。急いで店の外に出て、三浦さんをつかまえました。その後、三浦さんを再び店に連れ戻し、110番通報して、お巡りさんを呼びました」