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〈カムカム るい、アメリカへ〉コムサの服に身を包む少女・深津絵里の才能を見抜いた母は…

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本人は乗り気ではなかったが、高い評価を受けデビュー

 ただ、深津自身は「はぁ……」と乗り気ではなかったという。それでもオーディションでは、度胸を見せつけ、独自の感性も発揮。関係者から高い評価を受け、デビューが決まった。

 翌1987年、深津は14歳で上京。当初はアイドル歌手としてCDもリリースしたが、次第に女優としての道を本格的に歩んでいくことになる。

 それから35年あまり、「カムカムエヴリバディ」の演技でも多くの視聴者を魅了している深津。いまや日本を代表する女優だ。

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 女性が言う。

「あの時の13歳がこんな49歳になるなんて、思わんかったなぁ……。去年、朝ドラの出演が決まった時にメールしたら、『緊張してるけど、楽しみです』と返事が来た。るいの岡山弁は九州の方言と少し似ているところがあって。絵里ちゃんが10代の頃、銀座でお母さんと方言全開で話していたら、『銀座で言わんでもらっていいかね』って恥ずかしがって。『あんたも大分県人やろー!』と言って、2人で絵里ちゃんを怒らせたりして(笑)」

クリーニング屋の看板娘を演じた(NHK「カムカムエヴリバディ」より)

 「週刊文春 電子版」では、深津と亡くなった母・諭美子さんとの知られざる絆、事実婚状態にあるというスタイリスト・白山春久氏との関係、深津を知る映画監督や脚本家らの証言、不良グループに属していた10代の頃のエピソードなどを報じている。

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