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アクセサリは?

 本体ばかり注目していると見逃しがちな相違点としては、対応するアクセサリの数があります。

 iPhone SEは、同じ筐体を採用した過去モデルのさまざまなケースや保護フィルムがそのまま使えるためバリエーションは豊富で、また百均でも廉価なアクセサリが入手できます。ローコストで運用するもよし、豊富な選択肢から選ぶもよしと、楽しみ方に幅があります。

iPhone SEは従来の第2世代やiPhone 8/7などに対応した既出のアクセサリがほぼ流用できます。旧パッケージ製品が格安で売られていることもあり、ローコストな運用も可能です

 一方でiPhone 13 miniは、ボタン間隔などが従来モデルと異なるためアクセサリは専用設計で、廉価なアクセサリもほとんどないなど、安価に運用したい場合はやや不利です。

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 ただしMagSafeに対応するなど、アクセサリによる拡張性自体は高いので、ほかにない工夫ができるという意味では、iPhone SEよりも有利で、より快適に使える可能性があります。iPhone本体だけでなくこうした点もチェックしておくべきでしょう。

実売価格は?

 iPhone SEは5Gへの対応などにより第2世代より若干値上がりしたとはいえ、実売価格は128GBモデルで63,800円。一方のiPhone 13 miniは86,800円と、23,000円もの差があります。

 また予算が限られている場合、iPhone SEについてはさらに容量が少ない64GBモデル(57,800円)を選ぶという手もあります。予算重視であればiPhone SEのほうが有利です。

 とはいえこれらはあくまでApple直販での価格で、販路によっては今後、価格差が詰まったり、逆転してくるケースがあるかもしれません。一方でiPhone SEには512GBモデルが存在しないのも、大容量を求めるユーザにはマイナスと言えます。

 実際にどれを買うかを考えるにあたっては、現在も一部で併売されている第2世代のiPhone SE、さらにこちらも現役のiPhone 12 miniなども比較に入れつつ、判断したいところです。

ベンチマークのスコアもほぼ変わらないなど、性能はほぼ横並びだけに、機能および価格が大きなポイントとなります(左がiPhone SE、右がiPhone 13 mini)