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〈宇野昌磨 金メダル〉宇野が履き、鍵山優真も履きたがった“小塚ブレード”って一体なんだ?

 26日、フィギュアスケートの世界選手権男子フリーが行われ、宇野昌磨(24)が初優勝を果たした。ショートプログラム(SP)を首位発進していた宇野はフリーで202.85点を記録し、合計312.48点と、自己ベストを更新。SPで2位につけていた鍵山優真(18)はフリー191.91点、合計297.60点で準優勝となった。

 宇野躍進の秘密は“足元”にあった。北京五輪直後、その秘密を報じた「週刊文春」の記事を公開する。(初出:週刊文春  2022年3月3日号 年齢・肩書き等は公開時のまま)

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宇野が“盟友”と認める存在

「スケーティングがすごく上手で綺麗なので、そういう部分を真似したい」

 ジュニア時代、憧れの選手に宇野昌磨(24)の名を挙げていた鍵山優真(18)。

 北京でも“ペアルック”が実現する可能性があったのだが……。

 銀、銅メダルを獲得し、日本男子フィギュアのレベルの高さを世界に示した鍵山と宇野。コロナ流行のため、今季はコーチのいるスイスに渡らなかった宇野は、鍵山とともに豊田市の中京大のリンクで切磋琢磨を続けてきたという。

北京五輪で好演を見せた宇野

 そんな宇野は北京五輪の試合後の会見で、鍵山を“盟友”と認めている。

「年が6つ離れていることにびっくりしてはいるが、自分にとっては同世代の感覚。自分の周りで横を一緒に走ってくれるというか、一緒に高めあっていく存在というのがなかなか近場にいなかった。そんな存在に憧れていたのでうれしい」