1ページ目から読む
3/4ページ目

2021年10月に「事件」が発生

 時系列を整理しよう。「ドライブ・マイ・カー」の公開は昨年8月。この時点で東出昌大はまだ事務所に所属していた。すると昨年10月にこんな話題が。

『東出昌大“広島呼び寄せ愛” ハーフ美女「5歳上なのにまるで5歳児」』(週刊文春 2021年10月21日号)

「週刊文春」2021年10月21日号

 この報道がきっかけで事務所側は今年の2月14日をもって、専属契約を解消したと発表した。リリースによれば東出と事務所は、2020年1月の不倫発覚以来、事務所として再生の道を模索してきたという。

ADVERTISEMENT

《しかし、昨年秋、東出の配慮に欠ける行動でその再生への道は頓挫いたしました》

《そして熟慮の末に、これ以上、共に歩くことはできないという結論に達しました》(リリースより)

 度重なる行動の結果、今年2月に東出昌大は事務所を退所。

 ここで「ドライブ・マイ・カー」をもう一度思い起こすと……。

 岡田将生が演じる高槻はスキャンダルをきっかけに事務所を退所していた。フリーという設定なのだ。これって東出昌大そのものじゃないか!

東出昌大 ©文藝春秋

「広島」という共通点

 映画公開後に作品を観ると「高槻=東出昌大」という見立て遊びができるのだが、昨年10月以降は現実の東出昌大がどんどん作品を追いかけている。東出昌大と「ドライブ・マイ・カー」は激しいカーチェイスをしているのである。

 さらにですよ、昨年秋の文春報道を読みなおしてみると、

《東出が撮影のため、10月上旬に広島県呉市に滞在していた際は、ホテルにA子さんを呼び寄せるほどののめり込みぶりを見せていた。》

 なんと「広島」というキーワードまで同じだ!