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「沈黙を貫いたのは?」タモリ本人に聞いてみると…ウクライナ特番“ほぼ無言”の真相

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実は報道番組が苦手なタモリ

 番組はタモリの冒頭の挨拶の後、大下容子アナと小木逸平アナが進行。ポーランドの大越キャスターと中継を繋ぎ、小泉悠氏ら専門家が現状を解説していく。

 だがタモリは、冠番組にも関わらずほぼ無言。開始から1時間50分が過ぎ、ようやく最後に、「一日も早く平和な日々がウクライナに来ることを祈るだけですね」と発言し、番組を締めくくった。一体、なぜ?

番組の進行役の大下アナ

 実はタモリ、報道番組が苦手なのだという。それを告白したのが、18年10月2日放送の『news zero』(日テレ系)。有働由美子アナとの対談で、

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「僕はニュースのことは分からない。(中略)子供から大人まで、お年寄りまで分かるような番組をやろうと思ったことは一度もない」

(テレビ朝日『タモリステーション』より)

 と、語っているのだ。ニュースをやらない理由については、「(僕は)全く内容がない」からだと、自虐めいた発言もしている。真相を聞くべく、自宅前で散歩帰りのタモリを直撃した。