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「まだちょっと正直…」2022年の壇蜜が結婚生活に慣れないと感じる理由

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支えとなった夫・清野とおるの存在

 コロナ禍での喪失感との戦いにはもちろん、2019年に結婚した夫・清野とおるの存在が支えになっていた。

「やっぱり結婚生活を続けていく中で、今まで他人だった人が急に生活を心配してくれたりとか、やさしくしてくれることにくすぐったさを感じる瞬間っていうのは折々にありますね。たとえば一緒にどこかに行ったとか、一緒に何かを見たとかの小さいことでも、ひとりでいつもしていたことを、隣に配偶者がいる状態でするっていうのは、買い物にしろ、移動にしろ、新鮮でしたね。まだちょっと正直慣れないかな。恋人がいたとしても、ひとりで生活している時間の方が長かったですから」

©杉山拓也

ペットにもイベントが……

 キンカジュー、ヘビ、トカゲ、鳥、熱帯魚……。彼女の生活を彩るペットたちにも2021年、ひとつ大きなイベントがあった。

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「蛇の手術をしたんですね。卵巣に良くないものがたまって、がんではなかったんですけど、早く気づいてよかったし、もし気づけなかったらって思うと怖かったです。私、爬虫類で初めてこういう難所を乗り越える経験をしたんです。繁殖目的ではなかったにせよ、繁殖する部分を取ってしまったっていうのは何か申し訳ない気もしたけど、うちでずっと冬眠もせずゆっくりしている姿を見て、私も彼女のために頑張る権利はあるなって思いました」