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くるくる耳マッサージ

 内耳の血行をよくする方法として最初に紹介するのは、“くるくる耳マッサージ”。やり方はとても簡単です。下記(1)~(6)の手順でやってみてください。

 (1)両耳の上部を軽くつまみ、5秒間、上に引っぱる

 (2)両耳の真ん中を軽くつまみ、5秒間、横に引っぱる

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 (3)両耳の下部を軽くつまみ、5秒間、下に引っぱる

 (4)両耳の真ん中を軽くつまみ、横に引っぱり、そのまま耳を前から後ろにゆっくり大きく5回まわす

 (5)両耳を包むように曲げて、5秒間キープする

 (6)両耳を手のひらで覆い、円を描くように前から後ろにゆっくり5回まわす

くるくる耳マッサージのやり方 『1万人を治療した天気痛ドクターが教える「天気が悪いと調子が悪い」を自分で治す本』より

 耳がポカポカと温まってきたのではないでしょうか?くるくる耳マッサージのいいところはセルフケアで即時効果も期待できるところにあります。

耳温熱

 次に紹介するのは、シンプルに耳を温める“耳温熱〞。

 やり方は2通りあります。

 ひとつは、少し湿らせたハンドタオルを耐熱性のポリ袋などに入れて電子レンジで1分間加熱し、それを使って耳と耳のまわりを温めるやり方です。

 もうひとつは、ホット専用のペットボトルを使う方法です。容器を用意し、中に200㎖の熱湯と100㎖の水を入れて上下に振って混ぜ合わせ、両耳にあてます。

 どちらの方法も、次に紹介する「完骨」というツボにあてるとよく効きます。

耳温熱のやり方 『1万人を治療した天気痛ドクターが教える「天気が悪いと調子が悪い」を自分で治す本』より

 気圧対策のために耳温熱を実践しているのが、キャビンアテンダント(客室乗務員)。キャビンアテンダントは、気圧の変化が激しい飛行機の中で仕事をしています。そのため、ホットタオルを入れた紙コップを耳にあてて耳抜きしているのだそうです。もちろん、お客様に見えないところでですが。