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「カッコつけたくて吸った」入手経路は?
過去の動画で「マジで何も悪いことやっていないからね。『ねこくん! マジでやばいやつ』みたいなのやめて下さいね」と語っていた西川だが、「やばい」ことをしていたわけだ。
「警察の調べには『19歳で上京し、カッコつけたくて吸った。ゲーム中は大麻を吸うとぼーっとして下手になるため、吸わないようにしていた』などと供述している。入手経路については『歌舞伎町の黒人の売人から2年半前に購入した』と供述。売人から路上で買える量はしれているから、事実なら常習性は高くない。ただ、逆に言えば、それほど簡単に大麻が入手できるということだ」(捜査関係者)
警察庁の統計によれば、2021年の大麻の検挙人数は20年に続いて過去最多を更新する5482人に及ぶ。大半が西川のような30歳未満の若年層。目につくのは、数年前から暴力団関係者が占める割合が減り始め、いまや検挙者の9割近くが、「ねこくん!」のような“素人”になったことだ。
「欧米では危険ドラッグが違法化された反面、大麻解禁が進み、愛好者が激増した。日本でも同様に、大麻へのハードルがかなり低くなっている」(同前)
猫も杓子も大麻――。