〈明日を生きる気力がない〉〈皆さんさようなら〉
〈死ぬことばかり考えて仕事してる〉(3月30日)
〈仕事のことを考えると吐き気がして胸が痛くなるまでになった〉(3月31日)
そして、4月1日未明。中村さんは〈明日を生きる気力がない〉などと投稿した後、こうツイートした。
〈皆さんさようなら〉
ツイートはここで途絶えている。その数時間後、「無添くら寿司」の駐車場で、中村さんの車から火の手が上がった――。くら寿司本社に、中村さんが〈死ぬことばかり考えて仕事してる〉とツイートしていた事実を伝えた上で、再度、死の理由についての見解を尋ねたところ、〈前回ご回答させていただいた内容のとおりです〉と回答し、前回の〈個人的な事情によるものであることが推定されております〉との見解を変えなかった。
中村さんの姉が涙ながらに語る。
「両親は『良介のことをもっと気にかけてあげていたら』と憔悴しています」
だが、遺族の苦しみはこれで終わらなかった。姉はこう語る。
「くら寿司の社員にはもう電話をかけてきてほしくないし、顔も見たくない。二度と実家に来ないでほしいと思っています」
一体、何があったのか。4月27日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および4月28日(木)発売の「週刊文春」では、生前の中村さんが書き残したツイートの詳しい内容、遺族を怒りで絶句させたというくら寿司社員の言葉、そして遺族“恫喝”の一部始終などを詳報している。
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