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 渋谷・道玄坂のホテル街のど真ん中に地上3階、地下1階のビルを構え、地下から地上2階までの3フロアが店舗として使用されていた。入会金が男性7000円女性2000円、入店料も男性が19時から翌朝までいると1万7000円かかり、都内でも高級な部類に入る(女性は終日無料)。

 正式名称は「眠れる森の美女~Sleeping Beauty~」。頭文字を取って“SB”と呼ばれている。ハプニングバーにくわしい風俗ライターが説明する。

「摘発が厳しいハプニングバーの中で15年の歴史を持ち、来客数や店舗の広さを見ても、間違いなく日本一でしょう。ハプニングバー利用者の中には、SBがデビューだったという例も多いと思います。近年は摘発の影響もあって外から見えない個室でしか服を脱いだりセックスできない店も多いのですが、SBは渋谷のクラブやホテル街から近いこともあってか過激な店で、そこら中で脱いだりセックスしている客が多くいました」

エントランスには監視カメラが設置されている ©文藝春秋 撮影・細尾直人

外から“覗ける”プレイルーム

 3フロアを使った内部の様子を、利用したことのある男性が説明する。

「渋谷のホテル街から1本路地に入ると、高級な雰囲気が漂うエントランスがすぐに見えます。1階の入り口を通ると受付があり、身分証などを見せてお金を払って入店。店内にはロッカーとシャワーもあり、多くの人はまず地下1階へ通されます。地下1階にはバーカウンターとソファーがあり、お酒は飲み放題。ダーツなどもあり、そのフロアで話したりエッチなゲームをしながら相手を探します。相手が見つかったら移動するのが2階のプレイルーム。プレイルームにはマジックミラーの小窓が付いていて、脇から覗けるんです。格子が付いた和室やSMグッズが揃ったオープンルームもあります」

写真はイメージです ©iStock.com

 今回の摘発の直接的な理由になったのは2階の“プレイルーム”だった。

「2階にあるプレイルームは2部屋あり、カップル用とその日出会った人たち用で分かれています。5、6畳くらいの小部屋で合皮レザーのマットが敷かれていて、マジックミラーはどちらの部屋にもついています。中では普通にセックスしている人がいて、時には2、3組のカップルが乱交状態になっていることもありました。

 プレイルームを使うにはスタッフに使用の申告をして、男女両方の合意を確認してから案内されます。部屋に入る時に、スタッフからコンドームを手渡されますね」(同前)