こーちゃん ディズニーランドの1日のプランを考える企画で、朝行ったら最初に乗ろうとしていたアトラクションが止まっていることが結構あるんですよ。その時点で「あ、このプラン終わった」みたいな。こういった企画は、1分単位で事前に計画をして臨んでいるんです。 これはこの時間に乗る、だいたいこの時間は何分待ちだ、とか。特に朝一番の回り方は最も重要なので、そこが崩れたら「あーもう無理だ」みたいな感じになります。
あいにゃん そういうときは、私が何か食べる企画に切り替えよう！ってなるんですよ。自分的にも好きな企画なので。でも、事前に計画していない企画だとスムーズに進められないことが多くて、「あ、夜になっちゃった」でボツになるとか、あるよね。
ボツが多いので、更新頻度が低いんです。こだわりが多すぎて。本当にやばいとき、更新が2週間とか空いちゃうときもあるんですよ。そうすると、ファンの皆さんがだんだん心配してきちゃうんです。「あいにゃん大丈夫かな」って。でも、皆さんに心配かけるのも申し訳ないっていう気持ちから、何かぽっと動画を出すと失敗するので、YouTubeは難しいです。
「動画は癒すものであってほしい」
――「ディズニー」をテーマにした動画を作るにあたって、ファンの夢を壊さないためにいろいろと意識されていることもあるんでしょうか。
あいにゃん ブログのときからずっと「見た人を笑顔にしたい」が一番の軸にあって、それを基準に企画もアップする動画も決めています。そこにディズニーが加わっただけです。内容がディズニーでも、笑顔になれないものは出さないですし。
こーちゃん あいり（編注：あいにゃんさんのこと）が「ディズニーグッズ買えないよ」って怒ってる動画は、なんか変じゃないですか。
あいにゃん 面白かったらいいですよ。笑える怒りだったらいいんですけど。「買えないんかい！ 違うもので回収してやる！」みたいな、そういうおもしろい方に持っていける内容であればやるんですけど。
こーちゃん わかんないですけど「ディズニーに怒ってます」って何か言ったりする動画とか、他のYouTuberさんだとやる人もいるかもしれない。でもそういうのはやらないよね。
――「着地がポジティブである」っていうのがすごく大事なんですね。
