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「ぶりっこ」「ディズニー来るな」と言われても…元ショップ店員の女性がチャンネル登録者50万人のディズニー好きYouTuberになれたワケ

ディズニー好きYouTuber・あいにゃんさんインタビュー #1

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ずっと携帯をいじっていたら老け顔に…!

――以前運営されたブログもすごく人気があったんですよね。実感されていましたか。

あいにゃん 当時はショップ店員をしてたんですけど、会いに来てくださる方がどんどん増えてきて、最初はちっちゃな1個のプレゼントから、大ショッパーを4個、5個ぐらい持ち歩いて帰る時代がやってきて。「私のこと知ってくださっている方が増えて嬉しい!」と実感したのは覚えています。元々ファンの方がいるような存在に憧れていたので本当に嬉しくて、職場で喋りすぎてしまって注意されてしまうこともありました。

 私は直接会える人だったんですよ。ブロガーの中でショップ店員をやっている方は多くなかったので、会いに来れるのもあって、ファンの方にも強い絆が生まれやすかったのかなと。

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――ショップ店員のお仕事との両立は大変だったんじゃないでしょうか。

あいにゃん そうなんです、その時が本当に今でもきつかったなって思います。ショップ店員のアルバイトと、あとブロガーとしての仕事がいっぱいもらえるようになって、それに加えてブログの3本で走っていたので、休みがなくて。でも、どんどん夢に近づいていく生活だったので、楽しかったんですよね。それをブログにも全部書いていたので、読者のみんなも見てくれているし、余計に楽しかったです。「あいにゃん次はこんな仕事もらえたんだ」みたいな。

 大変だったのは、毎日更新するので全てのことがブログのネタなんですよ。毎日何かないとブログにならないし、プライベートと仕事の区別ができなくて、それがすごく大変だった。彼が爆睡してる中、私はずっとブログを書いて、休みでもずっとお仕事してたり。みんなが遊んでいる中でも私は10時に家に帰ってブログ書いて……が大変だった。

 ショックだったのは、ずっと携帯をいじってるので老け顔になってくるんですよ。これは事実です。携帯ってやばいんですよね。ずっと悩んでました。それがYouTubeにも響いてくるんですけど「すごい老け顔」とか「すごいババア」みたいなコメントを書かれて。「その年齢でそれ?」みたいなこともよく言われました。それはやっぱりショックでしたね。

――ブログとYouTubeで大きく違ったところはありますか?

©佐藤亘/文藝春秋

あいにゃん 倍大変だなあっていうのを感じてます。ブログはブログで大変なんですけど、YouTubeって撮影と編集があるので、ブログとはまた違う大変さがあって。

 でも、YouTubeを始めて圧倒的に知名度が上がりました。ブログのときよりも老若男女にファン層が広がって。ブログを読めなかった年齢の子、ちっちゃい子からおじいちゃんおばあちゃんまで見てくださる層が広がって、始めて良かったと思っております。そこはYouTubeならではなのかなと。

――ブログとYouTubeだとファン層が違う?

あいにゃん そうですね、層が全然違います。性格が私と一緒っぽい方もいれば、全然真逆の方も、系統が違う方も多いですし、それは嬉しいですね。

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