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〈「TEGOSHI BEAUTY SALON」全店閉店へ〉手越祐也「店舗拡大」と豪語していたが…従業員半数が去った“ブラック経営”

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顧客も減り、売り上げが激減

 旬報法律事務所の佐々木亮弁護士が指摘する。

「T社と契約しながら、E社が主に運営をしているとなると、雇用責任があいまいになりかねない。また、濃厚接触で休業中の給与を会社側が一方的に欠勤扱いするのは問題です。濃厚接触者も、黙って給料のために出勤せざるを得なくなる」

インスタでも宣伝していたが……

 他社の仕事を命じられ、濃厚接触で給料減と、かなり“ブラック経営”なT社。

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「顧客も減り、売り上げが激減。7店舗が、1月末にE社運営の他店との統合などで5店舗に。従業員も計36人いましたが、待遇が嫌になった人も多く、半数に減った」(前出・従業員)

 A氏に話を聞いた。

――手越の立場は?

「オーナーで株主です」

――T社の従業員をE社で働かせているのは問題では。

「うちはT社とマネジメント契約をし、運営を委託されています。店舗に人を出してもらった分は、T社に人件費を支払っています」

――支援金申請を渋った。

「私は分かりません」