文春オンライン
岐阜新聞が選んだ2017年の重大ニュース第1位は「美濃加茂汚職、藤井市長有罪確定へ」

岐阜新聞が選んだ2017年の重大ニュース第1位は「美濃加茂汚職、藤井市長有罪確定へ」

2017/12/30
note
©iStock.com

 2017年、日本の各地方ではどんなニュースが報じられたのか。文春オンラインは、地域に密着する報道機関である地元紙にアンケート調査を実施しました。

 それぞれの都道府県で大きく報じられたニュース第1位から3位まで、そして2017年もっとも“○○○”(笑った、泣いた、驚いた……など)ニュース、いまから注目している2018年のニュースをご紹介いただきました。

 岐阜新聞が選んだ、岐阜県のニュースは……。

ADVERTISEMENT

◆ ◆ ◆

2017年重大ニュース 第1位

「美濃加茂汚職、藤井市長有罪確定へ」(12月14日)

 美濃加茂市の浄水設備導入を巡り、事前収賄罪などに問われた市長の藤井浩人被告(33)について、最高裁は13日までに、被告の上告を棄却する決定をした。懲役1年6月、執行猶予3年、追徴金30万円とした二審名古屋高裁の逆転有罪判決が確定する。藤井被告は13日、失職を待たずに市長を辞職する考えを示した。初当選時28歳の全国最年少市長として注目された。

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20171213/201712131403_31126.shtml(URLは12月13日分)

2017年重大ニュース 第2位

「土砂崩れ4台巻き込む 瑞浪 中央道 11人重軽傷」(8月19日)

 18日午後9時半ごろ、瑞浪市釜戸町の中央自動車道で、雨による土砂崩れが発生。市消防本部などによると、トラックを含む4台が巻き込まれた。負傷者は6歳から40代の11人、うち1台のワンボックスカーに乗っていた3人が重傷。

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20170819/201708190709_30298.shtml

(続報)

「中央道土砂崩れ 流出物は窯業廃棄物 業者会長“埋めた”」(8月22日)

 土砂崩れで中央道に流れ込んだ大量の白い土が、現場近くの窯業原料製造会社の産業廃棄物だったことが21日、分かった。同社会長は「規格外で取引価値のないものを10年くらい前から埋めた」と説明。県は廃棄物処理法に基づき、崩落防止を求める措置命令を出した。

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20170822/201708220843_30328.shtml

2017年重大ニュース 第3位

「高山の介護施設 高齢者、半月で3人死亡 87歳女性 入浴介助後に急変」(8月19日)

 高山市桐生町の介護老人保健施設で7月末以降、入所する80~90代の男女3人が死亡し、90代の女性2人が負傷して入院していたことが18日、分かった。県と高山市は同日、施設を立ち入り調査した。県警は複数の関係者から事情を聴いており、事件、事故の両面で調べている。

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20170819/201708190851_30303.shtml

上告が棄却され、記者会見する美濃加茂市の藤井浩人市長 ©時事通信社

2018年注目のニュース

・県都の新リーダーを決める来年1月の岐阜市長選。新人6人が出馬へ名乗りを上げる混戦模様。現在4期目の現職は不出馬を表明した。

・フリースタイルスキー男子モーグルで、昨季世界選手権2冠の堀島行真選手(中京大、岐阜第一高出)が、来年2月の平昌冬季五輪で金メダル獲得なるか。

岐阜新聞が選んだ2017年の重大ニュース第1位は「美濃加茂汚職、藤井市長有罪確定へ」

X(旧Twitter)をフォローして最新記事をいち早く読もう

文春オンラインをフォロー