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 2017年、日本の各地方ではどんなニュースが報じられたのか。文春オンラインは、地域に密着する報道機関である地元紙にアンケート調査を実施しました。

 それぞれの都道府県で大きく報じられたニュース第1位から3位まで、そして2017年もっとも“○○○”(笑った、泣いた、驚いた……など)ニュース、いまから注目している2018年のニュースをご紹介いただきました。

 高知新聞が選んだ、高知県のニュースは……。

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2017年重大ニュース 第1位

「大川村『村民総会』を研究 議会存続に危機感 村長 6月定例会で表明へ」(5月1日)

 高知県の山間地域にある小村(3月現在の有権者約350人)の村執行部と村議会議長が、村議会議員の「なり手不足」が深刻化して「議会を維持できなくなる」との強い危惧から、「村民総会」の設置を視野に入れた研究を始めることを明らかにした。町村が議会を置かない場合、有権者による総会を設置することができる――という地方自治法の規定に基づく。各地の小規模自治体が類似の懸念を抱えていることから、全国的にも大きな反響を呼んだ。

http://www.kochinews.co.jp/article/96141/

高知県大川村議会で行政報告する和田知士村長 ©時事通信社

2017年重大ニュース 第2位

「高知カツオ県民会議設立 会長に尾﨑知事 一丸で資源守る」(2月10日)

 高知といえば龍馬とカツオ――。県民にとっては欠くことのできない「食」、漁業者にとっても重要な生活の糧となってきたその「カツオ」の資源量が近年、減少傾向にあり、それに危機感をもった各界各層の関係者が「高知カツオ県民会議」を立ち上げた、という話。高知新聞社も今年春からキャンペーン企画「カツオと生きていく」を継続しており、資源枯渇への懸念と食文化への関心があらためて深まりつつある。

http://www.kochinews.co.jp/article/78945/

2017年重大ニュース 第3位

「龍馬『新国家』の財政重視 暗殺5日前の直筆手紙 新政府に由利公正推挙、幕末維新博で3月公開」(1月13日)

  坂本龍馬が暗殺される5日前に書いたと推定される手紙が見つかり、高知県が発表した。龍馬が初めて「新国家」という言葉を使っていることなどと合わせ、その内容が大きな注目を浴びた。高知県立高知城歴史博物館が3月に開館した際、一般に初公開された。

http://www.kochinews.co.jp/article/73385/