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2時間近い待ち合わせを避け…急遽仙台行きに変更

 チェックアウトし、函館駅から新幹線乗り継ぎのため前日降り立った新函館北斗駅へ戻る。今回是非やってみたかったのが、函館駅から新函館北斗駅まで、特急北斗18分間グリーン車体験。ところが折り返す札幌からの特急北斗が30分遅延で叶わず、結局はこだてライナーに乗車。

新函館北斗駅のはやぶさ号

 フルムーンパス1日目東京→鹿児島中央→新大阪/2日目新大阪→金沢→大宮→山形/3日目山形→新庄→上野→函館と新幹線乗りつぶしをしてきたが、4日目のメインは在来線だ。当初3日目に予定していた特急いなほに乗車するため秋田へ向かう。まずは新函館北斗からはやぶさに乗り盛岡乗り換え、秋田新幹線こまちにて秋田駅へ向かい、在来線(羽越本線)特急のいなほに。日本海沿い3時間半の乗車で新潟着というプラン。

東京~盛岡間は連結されているはやぶさ号とこまち号

 しかし盛岡駅でのこまち乗り継ぎが悪く、2時間近い待ち合わせ。そこで函館から盛岡ではなく仙台まで乗り通すと、盛岡で乗るはずだったこまちに30分弱の待ち合わせで乗れる。駅で待っているよりもあたたかい車内のほうがよいというわけで特急券を仙台へ変更。これぞフルムーンパス的発想だ(混雑時の無用な座席占有は迷惑になるので要注意)。

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暮れゆく冬の日本海

期待を裏切らない豪華さのグリーン車

 こまちで秋田に着くと、向かいにはすでにいなほが停車中。スタート時のプランでは2日目に新潟駅から朝一のいなほで秋田行きの予定だったが、豪雪予報でリスケ。4日目の秋田16:36→新潟20:10いなほ乗車となった。日本海の車窓が魅力のいなほだが、秋田夕方発となると1時間も走れば暗闇となる。冬の日本海沿いの光景はなんとも寂寥感が漂い、旅情が盛り上がる。

いなほ号グリーン車

 村上駅手前のデッドセクション(交流/直流の切り替えポイントで消灯する)で妻が驚く姿も楽しい夜特急だ。車体も派手だが噂のグリーン車も期待を裏切らない豪華さ。20:10定刻新潟着、久々の新潟駅ではその進化に驚く。いなほから目の前で新幹線に乗り継げる改札もあった。駅ビルのアクセスにちょっとコツのいる「アートホテル新潟」へ無事チェックイン。

(写真全て筆者撮影)

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