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長野容疑者は長女と亡くなった次女、交際相手との「4人住まい」
「取り調べに対して長野容疑者は『骨折しているとは知らなかった。歩けないとはわからなかった』と容疑を否認し、交際相手の男性は『しつけのつもりだった』と供述していました。2人は傷害罪で起訴されましたが、交際相手の男性は今年3月に春日部警察署の留置場で自殺しています」(同前)
長野容疑者は事件前まで長女(6)と亡くなった沙季ちゃん、そして交際相手だった男性と暮らしていた。現在、長野容疑者の自宅の窓はシャッターで閉じられ、家の外にも子ども用の自転車やおもちゃなどは見当たらない。
「昨年の夏頃から男性と交際が始まり、11月下旬頃から同居して4人暮らしをしていた。その頃から2人の娘は保育園に通園しなくなり、次女が最後に通園したのは昨年の11月末でした。その時には次女に暴行を受けたあざなどはなく、交際相手と同居後に虐待が行われた可能性が高い」(捜査関係者)
最初は旦那らしき男性も暮らしていたが…?
前出の近隣住民が証言する。
「長野さんは7年くらい前に越して来て、2人のお子さんが生まれてからは旦那さんらしき男性と4人で暮らしていました。いつも奥さんが朝早くシルバーの車を運転して娘さんたちを保育園に送迎していましたよ。ただ、そういった姿も数年前から見かけなくなりました。離婚されたのかどうかもわかりません」
長野容疑者の自宅の登記簿を確認すると、家の所有者は夫とおぼしき男性のままになっていた。