サッカーJ2リーグのヴァンフォーレ甲府でキャプテンを務める新井涼平選手(31)が、女性に対して結婚を約束しながら一方的に連絡を断ち、不安になった女性が問い合わせたことでクラブに“結婚詐欺”が発覚、活動停止となっていたことが「週刊文春」の取材で分かった。

「Jリーガーと交際し、婚約状態でした。幸せになれると信じていたのに……」

  悲痛な思いを打ち明けるのは西日本在住の島田彩子さん(27、仮名)。彩子さんが結婚を誓い合った相手が、一昨年から甲府でキャプテンを務める新井だった。

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新井と彩子さん

「小学校時代は現日本代表の原口元気とチームメイト。ブラジルに留学し、18歳の若さで大宮アルディージャでJデビュー。当時は将来を嘱望されていました。現在カップ戦も含めてJ通算297試合に出場し、今年中には節目の300試合出場を達成すると見られています」(スポーツ紙記者)

  そんな新井から彩子さんのもとにインスタグラムを通じて連絡があったのは昨年4月のことだった。

「私がサッカー観戦に行く予定だと投稿したところ、彼から連絡があってやりとりが始まりました。ほどなく彼から交際を申し込まれましたが、私は当時26歳。次にお付き合いする方とは結婚を考えたいと思っていたので、一旦返事を保留しました」(彩子さん)

  チームのHPには新井が既婚者で子供も2人いる旨が記されていた。だが、新井からこんな説明が。

「すでに離婚しているって。7月には甲府に試合を観に行き、彼がひとりで住んでいるアパートにも行きました。彼に対する好意がどんどん芽生えてきていて、アパートの合い鍵をもらったこともあって彼の離婚済みだという言葉を信じてしまった。9月から交際を始めました」(同前)