1ページ目から読む
2/3ページ目
路上で口論。警察が駆けつける事態に…
繰り返される壮絶なDV。一線を超えたのが昨年2月19日の夜のことだ。渋谷の住宅街の路上で二人が口論になった際、安藤は彼女の手を強く掴み、倒されてしまった。そこで近隣住民が通報し、警察が駆けつける事態となったのだ。原宿警察署の聴取で安藤は暴行を認めた。限界を感じたA子さんは自分で整形外科に行き、診断書を貰った。
「それでも普段の優しさと、『結婚しよう』という彼の言葉を信じ、被害届の提出は止めました」(同前)
だが彼女は精神的に不安定な状態に陥ってしまう。
「彼の仕事も忙しくなり、結婚の約束が曖昧になり始めて。精神安定剤も飲んでいました。今年5月、距離を置こうという話になったのですが、数日後には彼が家に来て『やっぱり好きだ』と。でも私の存在が、彼の支障になるならと……」(同前)
そして5月26日、彼女は薬を大量に服用してしまった。LINEのやり取りから危うい状況を察知した安藤が救急車を要請。一命をとりとめた。だが、退院するA子さんを待っていたのは警察だった。
「彼に近づかないように言われました。私は彼にストーカーとして相談されてしまっていたようです」(同前)
その日、安藤は〈大好きだよ〉と彼女にLINEをしているが、一方で警察に連絡していたのだ。以来、彼女は安藤と会っていない。
事実関係を確認するべく、安藤に連絡をしたが、返事は無かった。所属事務所に質問状を送ると、社長が概ねこう回答した。