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これまで選択してきたことに後悔はしていない

神野 ファンの方はどんなことをしていようと応援するよって言ってくださる方も多くて嬉しかったです。友だちも「あ~やめたんだ。おつかれ~」くらいで、特別何かを言われるわけでもなくて。

 両親にも辞める方向で考えていることは伝えました。特別何か言われたわけではないですけど、ホッとしていると思いますね。AVを始めたことでいろいろと心配をかけることも多かったので。

――ちなみに直接お会いしたんですか。

神野 いや、まだ会ってないですね。コロナということもありますし、まだちょっと時間が欲しいかなと思います。いつか直接話せたら嬉しいですね。

 

――引退されてから1ヶ月経ちましたが、振り返ってみていかがですか。

神野 今考えるとAV女優として活動していた時は、割と仕事人間だったなって思いますね。そのおかげで泥臭く生きていく術は身につきましたけど。やっぱり肉体労働ですし、朝から晩まで仕事が入っていた時期もあったので、すごく忙しい中で、必死にしがみついていました。AV女優である前に大学生でもあったので、学業との両立も大変でした。理解してくれる方が周りにいたので、なんとか卒業できましたけど、卒論は辛かったですね(笑)。

 AV女優を始めてから心が広くなった気がします。今までの学生生活って考え方とか価値観が同じような人たちが周りにいたので、良くも悪くも視野が狭かったんです。でも、AV女優はいろんなバックグラウンドを持った方がいて、そういう人の価値観に触れていくうちに、視野が広がりました。

――デビュー時は神野さんの学歴に対するバッシングが多かったですよね。