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原監督の手法の限界?
「“投壊”状態の中、昨季チーム最多11勝を上げた25歳の髙橋優貴も今季はわずか1勝。これも5月8日ヤクルト戦で、1対1の同点ながら5回二死で原監督に突然交代を告げられ、先発の役割を果たせなかったショックが尾を引いている。すっかり自信喪失し、その後先発した2戦とも2回を持たずKO。懲罰的に二軍に落とされた」(同前)
固定できない正捕手も、高卒3年目の山瀬慎之助を交流戦で4試合スタメンで試したが、「6月12日の楽天戦で1イニング9失点を喫したことを責められ、二軍に逆戻りです」(同前)。
2019年に再々登板した原監督は丸佳浩や梶谷隆幸ら他球団の主力をFAで次々獲得。昨季は暴力事件を起こした中田翔まで獲得するなど補強は続けてきた。
「ライバルの戦力を削ぐことで相対的な戦力アップを実現してきたが、その手法の限界を原監督自身が証明している。主砲の岡本も、前任の高橋由伸監督がどんなに打てなくとも四番の座から動かさずに育て上げた。弱点だったセカンドに吉川を抜擢し、定着させたのも高橋監督。原監督は結局、選手を使い捨てるばかりで、我慢して育てる力はない。次の監督は大変なことになる」(スポーツ紙デスク)
昨オフ、3年契約を結びなおした全権監督の“創造なき破壊”はまだ続く。