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引退後も、AV出演歴を理由に仕事がキャンセル…「自業自得とめっちゃ言われます」元トップ女優が語る、AV出演の“その後”

小室友里さんインタビュー #3

2022/07/29
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「保護者バレ」になぜ悩むのか

 お父さんといったって、AVを見る人は見続けるので。それで、そういったビデオがアップロードされているサイトを覗くじゃないですか。そこに昔の作品が残っていたとして、「この人、あのお母さんに似てるなぁ」って。それで「あの家の子と遊ばないでね」となってしまう、なんてことがありうるわけですよ。 

  過去にAV出演したことが知られてしまうリスクをゼロにすることは難しいですが、もし知られてしまったらと考えたときに、本番行為があったかなかったかで心理的な負担が段違いだと相談者たちは言います。 

 

 20年前のその本番映像がきっかけで、誰が一番被害を受けるかといったら子供なんですよ。ここが一番危険だと言っています。現在は40代後半から50代前半ぐらいの元女優さんたちが、デジタルタトゥーとして本番行為で残ってしまった弊害に一番気付いていると思います。 

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自業自得と「めっちゃ言われます」

ーーAV新法でいろいろな問題が表面化したという部分では、評価してもいいと。 

小室 ええ。だいたい、夕方のテレビのニュースでAVという言葉が出ること自体がすごいと思うので。 そもそも、これまでAVをめぐる法律ってまったくなかったんですよ。

ーー確実に存在しているのに、公の世界ではその存在を認めない、というようなところはありますね。身バレの問題に対しても「自業自得」などと言われて、終わりみたいなところもありますし。先日、小室さんも「元AV女優のイメージが合わない」とのことで講演会をキャンセルされたことをツイートされていましたが、それに対しても「自業自得」と思う人間がいるんじゃないかと。 

小室 自業自得、めっちゃ言われます(笑)。自分でそういう世界に入るのを選んだのだから、自業自得でしょって。 

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