1年間で140キロから68.5キロまで痩せたルイボスさん(31)。生きるか死ぬかの瀬戸際で、ダイエットを決意したルイボスさんは、その様子をYouTubeに投稿し、注目を集めた。
今回はそんなルイボスさんに、ダイエットを始めたきっかけやダイエット法などについて聞いた。(全2回の1回目/後編を読む)
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このまま死ぬか、ダイエットするか
一ーまずダイエットを始めたきっかけを教えてください。
ルイボス 幼少期から肥満体質で、高校生で100キロオーバー、20代は120~130キロくらいを行き来していたんですけど、28歳の時に皮膚の病気で入院したんです。入院のストレスから、退院後は爆食いしてしまって。2ヶ月で20キロ太って、人生最大の140キロ台に突入しました。
一ーもともと食べるのが好きだったんですか。
ルイボス 大好きでした。常に満腹でお腹が空いたという感覚はなかったです。中でもマヨネーズが大好きで。マヨネーズを食べるために、たこ焼きやお好み焼きを食べていました。
飲み物は一応ゼロカロリーのコーラを飲んでましたけど、依存してしまって1日に2リットル飲むのは当たり前でした。お酒こそ飲まなかったですけど、ポテトチップスや甘いお菓子はずっと食べていました。
一ー体重が140キロを超えた時は、体に変化などありましたか。
ルイボス 寝てるときに呼吸が止まったり、足が痺れたり、自分の体の重さで臓器が圧迫されることが増えました。直感でこのままだと死ぬかもしれないって思ったんです。病院には行ってなかったですけど、もし病院で検査したら余命宣告されていたと思います。歩くのも大変だし、まして階段なんて全然登れなくて。冬でもガンガン冷房をかけていました。
真夏なんて外に出た瞬間、暑さにやられて一歩歩くだけで死にそうになるんです。俺はこのまま死ぬか、ダイエットするかの二択だなと思って。一人で真剣に悩んだんですけど、もし死ぬことを選んだら、介護で誰かに面倒をかけることになると思って。人に迷惑をかけるくらいだったら、ダイエットするしかないと思いました。ダイエットに成功して普通の人間になりたいと思っていました。