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〈才賀側が反論〉あびる優が告発「前夫・才賀紀左衛門が親権者変更後も7歳娘を“違法連れ去り”」

 2週にわたって「週刊文春」が報じてきた、タレント・あびる優の元夫・才賀紀左衛門による「7歳娘の違法連れ去り」や「モラハラDV」問題。7月29日、NEWSポストセブンが、“反論記事”を公開した。記事では、才賀の関係者や友人が、一連の騒動の原因は「あびる優の酒癖と“虐待”や“ネグレクト(育児放棄)”が疑われる問題行動」にあったと主張している。

 ただ、本件については裁判所による審判がすべて確定しており、現状は才賀側が娘の引き渡しに応じていない状況だ。”騒動”の原因はどこにあるのか。あびるが120分にわたって涙ながらに告発した、「7歳娘の違法連れ去り」や「モラハラDV」を報じた「週刊文春」スクープ速報を再公開する(初出:週刊文春 2022年7月28日号 年齢・肩書き等は公開時のまま)

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「昨年、Aちゃんの親権者が私に変更され、引渡しが確定しました。ところが、彼は一向に引き渡そうとしない。つまり、違法な“連れ去り”状態にあるのです」

 こう語るのは、タレントのあびる優(36)。「彼」とは、前夫で格闘家の才賀紀左衛門(33)だ。2人は7歳の娘・Aちゃんの親権などを巡り、2020年1月から係争中だったが、昨年4月に東京高裁が決定を下し、Aちゃんの親権者はあびるとなり、身柄の引渡しが確定した。にもかかわらず、才賀が“違法”な状態で現在もAちゃんと同居していると、あびる本人が「週刊文春」に明かした。

膨大な裁判資料と共に取材に応じた

 あびると才賀は2014年9月に結婚。2015年5月にAちゃんが誕生した。しかし2019年12月に2人は離婚。Aちゃんの親権は才賀が持つと公表した。

 あびるは年が明けた2020年1月、すぐに東京家裁でAちゃんの親権者変更を求める調停を起こしている。同年8月には子どもの引渡しを求める調停を申し立てた。

 一方の才賀はメディアを通じてあびるを批判。〈(娘に会わせない理由は)離婚の原因にもなった彼女の「酒癖」です〉〈離婚する前、彼女が泥酔して夜遅くに帰ってきたり、寝ている娘を起こしたりすることがありました〉(AERA dot. 2020年12月10日)などと主張。「娘を渡すことは絶対にできない」と語っていた。

才賀のブログはアメブロでパパ部門1位

家裁はあびるを「従前の主たる監護者」

 そして2021年2月12日、東京家裁が審判を下した。Aちゃんの親権者をあびるに変更し、引き渡すことを命じたのである。審判書にはこう記されている。

〈申立人(※あびる)が従前の主たる監護者であって、未成年者の愛着関係は、申立人に対して最も強い〉〈別居後しばらくの間の相手方(※才賀)による監護には問題があった〉

親権者の変更と引渡しを認めた高裁の決定書

 これに対し、才賀は即日抗告。あびるの酒癖による育児放棄を挙げて反論したものの、同年4月28日、東京高裁は才賀の抗告を棄却。あびるへの親権者変更と引渡しが確定し、Aちゃんは法的にはあびるの戸籍に入ることとなった。一方、才賀はAちゃんの父親ではあるものの、親権や監護権はなく、同居する法的根拠を失った。

 ところが――。

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