8月中旬、都内のとあるインターナショナルスクールに子供を通わせる保護者たちに、1通のメールが届いた。内容は、スクールに通う5歳の女児についてのものだ。取材班が入手したそのメールにはこう書かれていた。

2014年9月19日、入籍報告会見での才賀紀左衛門とあびる優 ©時事通信社

《A子ちゃん(※実際には実名)は7月22日にコロナウイルスの可能性のある症状によりスクールをお休みされました。●●先生(※実際には実名)はコロナウイルスのテストを受けていただき陰性であるという証明を提出いただくことと、2週間ご自宅で自粛をしていただくことをお願いしました。ですが、お父さまはそのお願いを拒否されました。

(中略)複数の保護者の方からA子ちゃんをお外で見かけたとのご報告をいただきました。スクールでも実際にお外にいたことを確認しています。お父さまからの不正確な情報提供により、A子ちゃんが再度通学を開始できる日が遅れています。

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(中略)スクールではA子ちゃんがご通学できない間、オンラインスクーリングをご提案いたしましたが、お父さまは学習面における彼女のサポートをされていません》

スクールが保護者に発信した一斉メール Ⓒ文藝春秋

両親は、あびる優と才賀紀左衛門

 差出人はインターナショナルスクールのオフィス。A子ちゃんの父親を名指しの上で、保護者への一斉メールの中でかなり強い口調で非難している。そのA子ちゃんの父親は、格闘家の才賀紀左衛門(31)。母親は、昨年12月に才賀と離婚したタレントのあびる優(34)だ。2人を知る芸能関係者が語る。

「あびるは15歳で“おはガール”としてデビューして、もう芸能生活は20年近い。ヤンチャで奔放という印象が強いですが、実はかなりの“お嬢様”。父は歯科医、母は女優の中山貴美子さんです。過去にはDA PUMPのISSAやF1時代の小林可夢偉と付き合っていましたが、可夢偉と別れた直後に才賀の猛アタックを受けて結婚。実は恋愛面では尽くすタイプだったりもします。

 一方の才賀はキックボクシングや総合格闘技で活躍してきた選手ですが、一般的に名前を知られるようになったのはあびると結婚したことがきっかけでしょう。あびるとの前にも一度離婚していて、1人目の妻との間に2人の子供がいます。2人の関係としては、知名度的にも経済的にも、あびるの方が上。いわゆる“逆玉婚”と言っていいと思います」