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「一晩で2度にわたり胸を…」“東京2020パラリンピック開会式の楽曲担当”音楽プロデューサーらの性加害を告発

「一晩で2度にわたり胸を…」“東京2020パラリンピック開会式の楽曲担当”音楽プロデューサーらの性加害を告発

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「『Tに胸を触られた。対応して』と訴える私にSeihoは『胸、触られたん? こうやって?』と、右手で私の左胸を触ったのです。『信じられない。何やってんの?』と、抗議する私にSeihoは『酒でもおごるから』『これで勘弁してや』などと言い、ドリンクチケットをひらひらさせて、その場を離れていきました」(A子さん)

SeihoからのLINE「触ってないよ……ほんと」

 2度にわたり性的暴行を受けたA子さんは翌日、DJバーに相談。すると5日後、T氏とSeihoからInstagramにメッセージが届いた。T氏は胸を触ったことを認め謝罪したが、Seihoは〈触ってないよ〉〈そんな記憶ない〉〈奢ったんだから触らしてや!って言ったのは覚えてる〉などと送ってきたという。

 
 

 A子さんが怒りを滲ませて語る。

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「彼はまるで反省していないのです。このままでは事実がすり替えられてしまう。そう思って警察に被害届を出すことを決心しました」

 今年7月、警視庁渋谷署はA子さんが提出した被害届を受理。SeihoとT氏について、痴漢と同等の「迷惑防止条例違反」で捜査が始まった。

本人を直撃「ハグはしたと思うんですよ」

 7月29日、Seihoを直撃した。

——A子さんの胸を触ったか。