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こういった事故はたびたび起こるが、今回の事故も、3歳以下の事故の特徴が多く当てはまる状況だった。
交通事故総合分析センターがまとめた資料によると、事故当時の車の行動の74パーセントが「発進」で、今回の事故も発進時に起きたものだった。
また、加害車種はミニバンが30パーセント、ワンボックスが22パーセントと、背の高い車が半数を超えている。
今回も、軽のワンボックスカーで事故が起こってしまった。
こういった背の高い車は低い位置が死角になりやすく、確認を怠る傾向にあるとのことだ。
さらに、事故理由は「安全確認を怠った」ことが93パーセントを占めている。
今回の事故でも、祖母が警察の調べに対し、「前をよく見ていなかった」と話している。
事故を防ぐための注意として、交通事故総合分析センターは以下の2点を挙げている。
・車の近くでは保護者が手をつなぐことを習慣に
・発進前の周囲(死角)確認を習慣に
お出かけや帰省も多くなる夏休み。悲しい事故が起きないように注意が必要だ。
(関西テレビ「報道ランナー」2022年7月25日放送)