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〈#ちむどんどん反省会 が話題に〉原田美枝子63歳が撮影の合間に“ちむどんどん”している意外な習い事とは

 76年に『大地の子守歌』、『青春の殺人者』で数々の新人賞を受賞。大物俳優たちにも愛された。

「ドラマ『新・座頭市』で共演した勝新太郎とは、写真集を共作。ドラマでの共演をきっかけに松田優作夫妻と親交を深めた。松田は鳥取砂丘で行った石橋凌との結婚式で、カメラを回して撮影をしていたほど」(同前)

音楽家としても活躍している石橋凌

 黒澤明監督の映画『乱』(85年)に抜擢されたのは、25歳のとき。

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「米アカデミー賞にノミネートされるなど、高い評価を受けた。黒澤監督は『映画が盛り上がったのは原田君のおかげ』と声をかけたそうです」(映画関係者)

 98年の映画『愛を乞うひと』では娘を虐待する母と、その娘の30年後を一人二役で演じ、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得。平山秀幸監督が語る。

平山監督と

「企画が立ち上がった時から主演は原田さんで、と思っていました。母娘の一人二役も『二役も出来るのが嬉しい』と引き受けてくださった。終盤のバスのシーンでは、彼女が思いを吐露し、涙を流す。『ワンカット、ワンテイクだけ』と決め、4分ほど長回しで撮影しましたが、見事に一発OKでした」

 母から虐待される娘を演じた浅川ちひろが続ける。

「虐待シーンの後は、『ごめんね、痛かったよね……』と優しく声をかけてくださいましたが、撮影中は本気で怖かった(笑)。打ち上げで『女優は鏡を大切にしないといけないから』と、手鏡を頂きました。宝物です」

原田美枝子が娘と“ちむどんどん”している意外な趣味

 私生活では3人の子どもを儲けた。長女の優河(ゆうが)は今年、『妻、小学生になる。』(TBS系)の主題歌を手掛けた歌手。次女の石橋静河は原田と同じ道を歩み、今や大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演するほど。

 実は原田には、娘と共通の趣味がある。