今年4月から放送中のNHK・連続テレビ小説『ちむどんどん』。9月末の最終回に向けて残り2カ月を切る中、SNSではドラマの展開や内容を巡り「#ちむどんどん反省会」をつけてツイートする視聴者が増えている。

 みなが思わず突っ込みたくなる異色の朝ドラを、より楽しむために、これまで「週刊文春」が報じてきた秘話を大放出。最終回が近づく今、もう一度読み返したい記事をあらためて公開する(初出:週刊文春 2022年5月5・12日号 年齢・肩書き等は公開時のまま)。

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「これはね、ニガナの白和えだよ」

 子役たちの「これ何?」という声に優しく答える姿は、まさにお母さんそのもの。NHK朝ドラ『ちむどんどん』で主人公たち兄妹の母親役を演じるのが、仲間由紀恵(42)だ。

主人公一家の母(朝ドラ公式インスタより)

 1960年代の沖縄から始まる今作は、黒島結菜演じる主人公が、料理人になるため奮闘する物語だ。母親役の仲間は、夫を失い、女手一つで4人の子どもを育てていく。仲間自身も沖縄出身で、5人兄妹の末っ子だった。

「似た境遇だったため、役に共感しているようです。中でも子役の長男が可愛くて仕方ないようで、成長した長男役を演じる竜星涼さんも『可愛いね』と見守っている。黒島さんからは『ひいきだ!』と言われていました(笑)」(ドラマ関係者)

夫、田中哲司はイクメンに

 2014年に俳優の田中哲司と結婚し、18年には双子が生まれた仲間。

「田中さんは不倫を報じられましたが、今では子育てにも協力的。料理も得意で、離乳食づくりもしていた。夜間の撮影や長期ロケでも安心して家を任せられるようです」(事務所関係者)

イクメン夫の田中

 オファーは絶えず、朝ドラと並行して撮影していた3月放送の『女王の法医学〜屍活師〜2』(テレビ東京)では、天才法医学者を演じた。村上牧人監督が話す。