その上で鈴木氏は、こう指摘します。
鈴木エイト氏:
信者が、いかに内部で人権侵害を受けているか。その中の1つが霊感商法であったり、高額献金の収奪であったり、カルト問題全体として見ていかなければいけないと思います
安倍元首相襲撃事件を経て 日本と教団のあり方 母の会見はいつ?
――山上容疑者の母が会見を行う意向だという話がありますが、いつごろ行われると思いますか?
鈴木エイト氏:
タイミングを見ていると思います。完全に教団のコントロール下にあるようなんですけども、ここまで統一教会の会見がことごとく裏目に出ているんですね。そういうところから、今後どういうふうに山上容疑者の母親をうまく使えば、教団が極端な話「解散命令」とかそういうところに発展しないように、世間の同情を得られるか。今の教団への批判報道がいかにして、やめさせること、やむかっていうところを、狙っているのかと思います
以前、めざまし8が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に母親の会見について聞いたところ、支援者や現在の居場所などは「分からない」と答えていました。
これについても…
鈴木エイト氏:
これはちょっと思い当たるところがありまして、この支援者は“韓国から来ている”という情報があるんですね。で、今回すべて旧統一教会本部の会見などは、旧統一教会本部のユン・ヨンホ本部長の指示で動いているとこから、直接韓国の教団組織が山上容疑者の母親をコントロール下に置いている可能性もあるのかなと思いました
鈴木氏は最後に、安倍元首相が凶弾に倒れたことで、旧統一教会が注目されている現状についてどう思うか話してくれました。
鈴木エイト氏:
こういう悲しい事件がなければ顕在化しなかったという点は、僕も深く受け止めているんですけども、それはそれとして、事件自体はきっちり法に則って、犯人に処罰を与えるべきだと思うんです。しかし、それによって見えてきた新たな社会問題、今まであったにも関わらず社会の側が認識できていなかった問題については、きっちり検証をして判断をしていくべきだと思います
(めざまし8 8月18日放送より)