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「いかがわしさ」に対する僕らの回答

――Dr.エクアドルさんのブログでも触れられていましたが、見世物小屋が批判される出来事は、歴史的事実が反映されている映画『グレイテスト・ショーマン』でも描かれていましたね。

Dr.エクアドル あの映画が撮られた時に、ちょうどゾウをはじめとする動物全般をサーカスのショーに使用することが禁止されはじめていました。その出来事や映画を見ていたら、世の流れで表現を変えざるを得なくなったという、自分たちが通ってきた経緯と重なる部分を勝手に感じて。

――変更は余儀なくされたものの、ヘビ女改めヤモリ女も怪しくチャーミングでした。

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Dr.エクアドル 見世物小屋はいかがわしいものである。トリックでごまかしているものと、そうでない本物が、綯(ない)交ぜになっていく。そういった伝統を自分なりに解釈しつつ、自分がよく劇団でテーマにするようなものを設定としてもりこんであります。昔の見世物小屋にある「語るも涙、聞くも涙」に則りつつ、「いかがわしさ」というものに対する、僕らの回答がそれであるというコンセプトです。
 

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