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テレビ業界の闇は極めて深い?

――この機会に是非とも確認したかったことなのですが、鳥肌さんはテレビ業界ではタブーな存在なのでしょうか。

鳥肌 タブーなんでしょう、おそらく、というか確実に。大手メディア、大手広告代理店、具体的な名称は避けますが、そのブラックリストに「鳥肌実」という名が存在することは間違いないです。被害妄想ではなくてね、私の部長刑事ばりの直感です。

――根拠は特に無いけど、そう感じているという事ですね。

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鳥肌 これ以上、込み入った話をすると文春さんにご迷惑がかかるのでこの場では割愛させてもらいますが、テレビ業界の闇は極めて深いと、いう事です。

――別に話してもらっても構わないのですが……。まあしかし、鳥肌さんが演説をしないで、ひな壇に座って他の芸人たちとワチャワチャやっているのは想像できませんしね。

鳥肌 できれば、私もひな壇に座りたかった……いや、それは冗談です! 私は孤高の芸人、いや、廃人ですから、ここは潔く、左翼キャラに転向し、フルーツ好きの日本共産党員として、一から出直したい! メディア対応したい!!(感極まって立ち上がり、クリームソーダを一気に飲み干す)

(本人提供)

 文春さん、何卒、私のスキャンダルを! 文春砲を私にぶっ放してください! 宜しくお頼み申し上げます!

 ファンの女性には、常に交際を申し込んでおります! サイン会では常にLINEのQRコードを差し出しております。とにかく、何でもいいから話題になりたいんです! 無視されるのが一番つらいんです。お願い致します!

(おもむろにメニュー表を見ながら)しかし、水出しアイスコーヒーとドリップアイスコーヒーの違いは全く分かりませんでした。最後に、アイス黒糖カフェ・オーレをお願いします。

写真撮影=石川啓次/文藝春秋

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。