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2022/09/11

 これは批判には入りませんけど、初めのうちは「臭そう」ってコメントがめちゃくちゃ多かったんですよ。実際には、内臓を取ってあるから臭くはないんです。多少香ばしい匂いがするくらいで。

「干物グラドルの吉野七宝実」と認識されるように

――当初は芸能界を引退する予定でしたが、干物グラビアをきっかけに活動を続けることになるんですよね。

吉野 ありがたいことに、メディアに取り上げていただくことが増えたんですよね。深夜のバラエティ番組に出演する機会もいただいて。わたしが自分で発信していくというよりは、メディアが発信してくれることで、「干物グラドルの吉野七宝実」と認識してもらえるようになったんです。

 バズる前までは引退しようと考えてましたけど、「求められているならまだ続けようかな」と思って、芸能界に残りました。ただ、事務所は予定通り辞めたので、それ以降はフリーランスとして活動しています。

©鈴木七絵/文藝春秋

干物グラビアを「芸術作品だ」と言ってくれたマツコ・デラックス

――『アウト×デラックス』への出演で、さらに知名度が上がった印象があります。

吉野 4~5回くらい出演させてもらったんですけど、出るたびにツイッターのフォロワーが1万人くらい増えました。やっぱりテレビの力はすごいですね。

 番組に出演したとき、マツコ・デラックスさんが干物グラビアのことを「芸術作品だ」と言ってくれたんですよ。実は、その言葉にすごく救われました。

 それまで周りからは「バカなことをやっているな」と笑われている感じだったけど、マツコさんの一言をきっかけに「次の作品楽しみにしてます!」って言ってくれる人が増えたんです。

©鈴木七絵/文藝春秋

――番組の企画で、自作の干物カレンダーを作っていましたよね。

吉野 干物カレンダー、実際に発売したらすごく好評だったんですよ。しかも発売記念イベントを開いたとき、女性の方がたくさん買ってくれているのを知って、びっくりしました。

 女性ファンのなかには、「吉野さんのカレンダーを見て、自分も自作のカレンダーを作りたくなりました」と言ってくれた方もいて、すごく嬉しかったですね。

――干物カレンダーでは、いろいろな魚で干物グラビアを披露していますよね。そのなかで、付け心地のいい魚はありましたか。