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村上、清宮とは異なる可能性…ロッテ・安田尚憲が大成するために何が必要か

文春野球コラム ペナントレース2022

2022/09/12

自分本来の豪快なスイングを続けてほしい

 今シーズンは残り19試合(9月8日現在)、3位・オリックスとのゲーム差は5ゲームと、正直なところAクラスはかなり厳しい状況になりました。

 でもそれを逆手に取って、安田選手には自分本来の豪快なスイングを続けてほしいと思います。三振が増えれば首脳陣との我慢比べにもなるでしょうが、私は「三振かホームランか!」という、昔でいえば宇野勝さん(中日~ロッテ、1984年セ・リーグ本塁打王、通算338本、1306三振)みたいな選手になってもらいたい……まあ、言うのは勝手ですね(笑)。

 入団5年目、そろそろ自分のスタイルを確立しなければいけない時期なのでしょうが、かつて中日と楽天で両リーグの本塁打王に輝いた山﨑武司さんが一軍の試合で初本塁打を記録したのは、入団5年目1991年の5月。初めて二桁ホームランを記録したのは、実に9年目の1995年(16本)です。「小型車はスタートがスムーズだけど、排気量の多い車はスタートが大変なんだよ」と、その昔に教えてくださったのは故・関根潤三さん。コンパクトスイングの打者に比べてホームランバッターの成長には時間がかかるということでしょう。

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「最近、ストレートでも引っ張れるヒットが出るようになったのは、いい傾向だと思います」とはロッテの某チームスタッフ。

「今までどうしてもタイミングが遅れてしまうことが多かったけれど、その辺が修正できてきたんじゃないですかね。自分のタイミングで打って芯に当たれば打球は飛んでいきますよ」

 同じように開眼間近(に見える)の山口航輝選手がひと足先に二桁ホームランを記録しましたが、残り試合で安田選手もなんとか先輩の意地を見せて二桁打ってほしいものです。

 最後に見せてくれ! 安田大サーカス‼️(なんじゃそりゃ)

◆ ◆ ◆

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