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スポーツ名門・木更津総合高校 サッカー部で3年生20人が退部 丸刈り強要、“空気椅子”で勉強…

 スポーツ名門校として知られる千葉県の木更津総合高校のサッカー部で、監督ら指導者のパワハラを理由に3年生の部員30人のうち20人が退部していたことが「週刊文春」の取材でわかった。

 木更津総合高校は1963年創立。約1900人の生徒を擁する千葉県内最大級の私立高校だ。春4回・夏7回の甲子園出場を誇る硬式野球部、インターハイ常連の柔道部をはじめ、多くの部活が全国レベルの実力を有している。サッカー部も約80人の部員ほぼ全員がスポーツ推薦で入学している強豪で、昨年までは千葉県のU-18サッカーリーグで1部に所属していた。

木更津総合高校

 そんな木更津総合高校サッカー部に関して、〈監督の体罰が横行している〉という匿名の“通報”があったのは今年6月下旬のこと。

「X監督とコーチの指導が『パワハラではないか』との指摘がこれまで何度も寄せられていたのです」(学校関係者)

 X監督は生活指導の担当教員で「部員の生活態度に厳しい。サッカー部にはX監督の“独自ルール”が存在している」(同前)。ただ、その独自ルールにはパワハラとの指摘が相次いでいるという。

 1年生部員・A君の父親が明かす。

「漢字テストで赤点を取った部員にグラウンド脇に置いた机で、中腰の状態、つまり“空気椅子”で勉強をさせています。またコロナの感染対策として、サッカー部員だけ食堂が利用禁止。仕方なく部室の外で弁当を食べているそうです。従わない選手は干されるので、皆、X監督に怯えています。息子も部活に行くことが怖くなり、8月末に病院で適応障害の診断を受けました」

A君は「適応障害」と診断された
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