ペットボトルのダイエットコークや水も3.5〜4ドルほど(480〜550円近く)。こちらも日本との価格差に驚くばかり。空港ではマイボトルを小脇に抱え、水飲み場で水を汲んでいる人々を少なからず目にしました。
そして空港内で食べている人を特に見かけたのが、1本2ドルのバナナ。日本だと1本100円くらいなので割高な感じもしますが、何もかもが高い空港では、きっと安くてお腹を満たせる食べ物なのでしょう。現在の物価高騰は、ボクのような外国人だけでなく現地の人々にも大きく影響していると実感しました。
3200円の夕食も安く感じてしまう?
16時30分にニューヨークのJFK空港に到着後、ブレーブスVSメッツの試合が行われるシティ・フィールド近隣のホテルにチェックイン。試合開始が19時過ぎというタイトなスケジュールかつ、ひとりで初めてのメディアパス受け取り、入場手続きなど、何もかも“はじめてのおつかい”状態でしたが、何とかやりきりホテルに戻って就寝することに。
今回ニューヨークを訪れたにもかかわらず、マンハッタンにもブルックリンにも行けず、訪れたのはクイーンズのみ。かなりトホホな行程を組んだ自分を少し恨みつつも、翌朝は5時半に起きてラガーディア空港へ。
3日目の取材日に向かったのは、初めて訪れる街・セントルイスです。ホテルに荷物を預け、ブッシュ・スタジアムでヤンキースVSカージナルスという少々レアなゲームを観戦したあと、またホテルに戻って一休みしました。
晩飯でも食べに行こうと18時30分頃にふたたび街に繰り出すと、日曜日のせいか30分近く歩いても開いている店はごくわずか。何とかして見つけたメキシコ料理屋でブリトープレートとビール1本を頼むことに。チップ込みで23ドル(3200円)でした。
日本人の感覚からすれば割高に思えるかもしれませんが、取材初日に15ドルのビール、2日目に11ドルの卵サンドの洗礼を受けた身からすると、なぜか良心的な価格だと思ってしまいます。
20時10分。ホテルへ帰る前に、ビールを買おうとするも、目をつけていたスーパーはすでに閉店……。どうやら日曜は20時までだったようです。ふたたび街を右往左往するも、コンビニやそれらしき店は皆無。あきらめてホテルのロビーで販売していたダイエットコークとスタバの瓶入りフラペチーノを購入。合計8ドル(1100円)。結局、ビールは買えずじまいでした。
今回のアメリカで物価高騰とともに思い知ったのは、「見つけたら 迷わず買えよ 食料品」ということ。とりわけセントルイスには店がなかった……。
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