さて、ビールだけでは飽きるのでいくつか売店を探してみたところ、おお! おもいっきり「JINRO」と書いてある韓国系の売店が!!
これはチャミスル(韓国焼酎)もあるかな?と覗いてみると、日本でもよく見かけるマスカット味の瓶を発見。ドジャー・スタジアムで焼酎を飲むなんて想像の斜め上。なんかイカすよね〜と価格を見たところ、こちらもビールと同じく15ドル……。
日本では300円程度で買えるチャミスルですが、話のネタにするなら飲まなきゃと即購入。お店のお姉さんに注文すると、瓶から氷入りのコップにドボドボと注いで、「はいどうぞ」と渡してくれます。ロックで飲むスタイルでした。
時差ボケが待ち構えるボクにとっては好都合。試合終了後、ホテルに戻ってすぐ入眠できたことも付け加えておきます。
サンドイッチの価格は「日本の5倍」
2日目は朝4時に起床。8時発の飛行機で5時間半かけて一気にロサンゼルスからニューヨークへ向かいます。我ながら無茶な行程を組んだわけですが、その一番の理由も「価格」でした。
一度ホテルにチェックインして開始までにゆっくりと休憩、身支度できる試合もいくつかありました。しかし、どれも大都市開催でないせいか便が少なく、チケット代は5万円超えのものばかり。観戦できて、かつチケット代が3万円以下で収まるのが、便の多いニューヨーク行きだったわけです。コロナによる減便の影響は、アメリカの国内線の価格高騰にもつながっていました。
価格高騰の波は航空便だけでなく、食料雑貨にも及びます。ニューヨークに飛ぶ前にロサンゼルス空港で朝食を済ませようと搭乗ゲート近くの売店を覗いてみると、今回の旅行で最も「日米の価格差」を感じるものに出会いました。
サンドイッチでも買って軽く済ませるかと売店の棚を見回すと、そこにあった卵サンドの価格がなんと11ドル。
日本のコンビニでは300円でお釣りがくるようなものが、空港のゲート内の売店とはいえ、まさか1500円超えの値段がついているなんて……。