横浜DeNAベイスターズの田中健二朗投手(32)が、妻へのDVや複数女性との不倫により、離婚協議中であることが「週刊文春」の取材でわかった。

 今季の田中は40試合に登板して3勝0敗、防御率1.99(9月12日時点)。現在2位のチームを支える中継ぎのエースである。

「7月に怪我で離脱しましたが、9月に復帰。9月1日の復帰登板を無失点に抑えると、三浦大輔監督も『安心の健二朗』と賛辞を送っていた」(スポーツ紙記者)

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常葉菊川のエースとして甲子園で優勝しドラフト1位で入団 ©共同通信社

結婚直後から女性の影が見え隠れ

 私生活では同い年の悠さん(仮名)と13年に結婚。翌年には長女が誕生し、「家族のためにも頑張りたい」と意気込んでいた。しかし――。悠さんの親友が語る。

「結婚直後から女性の影が見え隠れし、悠は女性をホテルに誘うメールを見てしまったり、彼の鞄の中から避妊具を発見したこともあったのです」

 この親友は、悠さんが身を守るために撮影した写真を送られるなど、長年に亘り相談を受けていた。今回、5月中旬に田中が家を出ていき、一人で娘を育てながら思い悩む彼女の窮状を見かね、小誌に話すことを決意したという。親友が続ける。

「娘さんが生後5カ月の時、『一緒に暮らしたい』と女性に送ったメールを見つけた悠が問い詰めると、『絞め殺すぞ!』と恫喝された。『化粧もしないお前が悪い』、『メンタルいかれてる』などと人格否定されることもあり、次第に何も言えなくなっていったのです」

 喧嘩を繰り返す中で、DVを受けることもあった。

「昨年春、『うるせえなぁ、もう!』と左の裏拳で殴られ、腕に大きな痣ができてしまった。相手は野球選手です。悠は『信じられないぐらい痛かった……』と言っていました」(同前)

殴られて青痣が

 今年に入ると、悠さんの体調が悪化していく。

「昨年末頃から田中さんは、携帯電話に覗き見防止のフィルムを貼り、夜中まで誰かと連絡を取っていたそうです。悠は『また女性問題で揉めるのかな』と不安になり、眩暈や動悸がするようになった。その後、〈ストレスが大きな要因〉として、メニエール病と診断されました」(同前)

医師にメニエール病と診断された

 そして今年の悠さんの誕生日前日にあたる5月11日に再び事件が起こる。