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 さらに3月1日のやりとりである。

被告 席空いていますか? 30分後ぐらいに。

稲田さん ありがとうございます。今バタバタしています。

被告 じゃあ、バタバタ具合見に行くね。

 宮本被告は入店後、しばらく滞在して帰路につく。しかし、店内で納得できないことがあったのか、執拗な電話連絡が続く。堪えきれなかった稲田さんは1度メッセージを送り、その後は被告の稲田さんに対する怒りのマグマが噴出するように、おぞましいほどの着信とメッセージが続く。

12回連続の「不在着信」 遺族提供

稲田さん 今は接客しているの知ってると思うんですが、電話は控えて、LINEメッセージで連絡ください!

被告 他のひとならすぐに電話に出るのにね。出ないから何回もかけてしまう。これも、まゆさんに問題があるんじゃないの? 人のせいばかりしないでね。

被告 まゆさんはいつも正しいと思ってるのかな~。

被告 まゆさん、我慢して付き合ってくれてるの? どうなの?

被告 こんな話は、直接はなすことで字面ではつたえきれないよ。LINEしろというからこんなかんじになってるけど。反応ないじゃない。

「電話でないのがわるいのに、これも、人のせいにするの?」

  その後も怒濤の不在着信とメッセージの連続に、とうとう、稲田さんも我慢がならなかったのだろう。被告に対して幾度かメッセージを送信している。

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何度も通話をかけてしまうことを「でないから何回もかけてしまう」と弁解する宮本被告 遺族提供

(5回の不在着信)

被告 まだ既読にならないね。どういうこと。

被告 地声で説明して!

(3回の不在着信)

被告 説明義務はあるよ。

(2回の不在着信)

稲田さん いっぱい掛かってきて怖いんですが、何が聞きたいんですか?

被告 電話出て。

(1回の不在着信)

稲田さん 今日はもう終わって今から休みます。こんな電話が続いてよく分からないのですが、疲れているので電話はごめんなさい。

被告 電話でないのがわるいのに、これも、人のせいにするの?

(日付が3月2日になり、6 回の不在着信のあと)

被告 日が変わったけど、朝も昼も時間があればかけるよ。よろしくね︎

 その後も宮本被告からの一方的なメッセージは続き、稲田さんがメッセージを送ったのはしばらく時間が経った2日の14時22分だ。