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山Pは〈いい味出す〉 メイウェザー“花束投げ捨て”に批判殺到「ごぼうの党」奥野卓志代表(48)が週刊文春の取材に語っていたこと

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本業は「化粧品会社の社長」 芸能人が集うサロンも経営

 奥野氏の本業は、化粧品会社・東洋ライフサービスの社長である。

「芸能人が集うサロン・銀座一徳の主としても知られる。同店は会員制で入店には顔認証が必要」(同前)

 15坪ほどの空間だが、「城」を意識した内装には3億円以上かけたという。

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経営するサロン・銀座一徳には芸能人が集う(公式インスタグラムより)

 そんな芸能人御用達のサロンの主がなぜ政治の世界に? 奥野氏自身はこう語っていた。

「少子高齢化や長年賃金が上がらないなど、差し迫った問題がある中で、若い人が政治に参加するきっかけをつくってあげたい。自分たちのヒーローが応援しているなら投票に行ってみようとなるでしょう」

 実は、一徳のSNSでは一時「ワクチン接種者は入店拒否」と宣言していた。“反ワクチン”を前面に押し出していくのかを聞いたところ、

「接種直後の風邪のような症状時に密室にいるとうつる危険があるという意味だったのでは。ワクチンは個人の選択。7割以上の人が接種している中で反ワクチンを争点にするつもりはない。むしろ皆の声を国政に届けるのが目的です」(同前)

 参院選で「ごぼうの党」は比例区で11名の候補者を立て、議席獲得を目指したが、獲得議席は0に終わっている。今回の“花束投げ捨て事件”で名前だけは一躍全国区となった奥野氏。今後の政治活動に吉と出るか、凶と出るか。

山Pは〈いい味出す〉 メイウェザー“花束投げ捨て”に批判殺到「ごぼうの党」奥野卓志代表(48)が週刊文春の取材に語っていたこと

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