林 ローソン様の「からあげクン ハッピーターン味」ですね(※)。お菓子としての美味しさはもちろんですが、まさかおかずとしてチキンにもハッピーターンの甘じょっぱさが合うとは驚きでした。新たな食シーンでハッピーターンを楽しんでいただくことにもつながったのではないかと思います。
※現在は製造を終了しています。
SNSでは「美味しい!」「微妙」といろいろな声が……
――「マルちゃん ハッピーターン味焼そば」も印象的でした。
林 実は、東洋水産様のマルちゃんのカップ入り即席焼きそばと、亀田製菓のブランドのコラボ商品なんです。「ハッピーターン」に限らず、弊社商品とマルちゃんのカップ入り即席焼きそばのコラボレーションは以前から行っていました。
2019年7月に「亀田の柿の種」とのコラボ商品を発売し、その後「ハッピーターン」「亀田のカレーせん」とのコラボレーションが実現したという経緯があります(※)。
どちらも味わいだけでなく、パッケージも従来の「ハッピーターン」「亀田のカレーせん」のデザインを完全に再現し、「あとのせかやく」にもしっかり工夫をこらしています。
※2022年5月に発売。現在は製造を終了しています。
――そうだったのですね。特に最近は“異色のコラボ商品”が続いたので、SNSでは消費者のさまざまな声がとびかっていました。
林 ツイッターを中心に、「美味しい!」「面白い!」「微妙……」といろいろな声が聞こえてきて、私たちも大変興味深く読ませていただいています。人によって捉え方はさまざまかと思いますが、それだけ関心を持ってもらえたということがとても嬉しかったです。
――いち消費者としても、なかなか冒険しているな……と心配になりました(笑)。
林 こうした異業種とのコラボレーションは、「美味しい」ということだけに重きを置くのではなく、「新しいお客様との出会い」「話題として盛り上がる」「ハッピーターンを知ってもらう」ことも重要だと思っているので、これからも機会があれば挑戦を続けていきたいですね。