文春オンライン

2022/10/22

genre : エンタメ

 そうしているうちに、悔やんでいることに飽きてきます。

 あまり長くは引きずらないようにするのがベストかもしれないけれど、「逃げない」、「負けた結果や失敗した現実から目を逸らさない」というのが自分の強さではないかと分析しています。

 同じような思いをしないためにはどうすればいいのかも考えておくんです。

人の悪意から逃げても、自分の感情からは逃げない!

 引きずる時間を短くできるなら短くはしたいけど、自分の心に逆らうのは不可能です。

 嫌なことがあったとき、お酒に逃げたり、誰かに依存したり、どこか遠いところへ出かけたり、いろんなかたちでみんな自分を守っていますよね。でも僕は逃げることはあまりおすすめしないかな。たとえ逃げても、ついてくると思うからです。

 どうせついてくるなら、忘れようとするのではなく受け止める。

 僕の場合は、この嫌な感覚とは長い付き合いになりそうだなという予感がしたなら、とことん付き合うことを前提に耐えます。

 それがこれまでの経験にもとづいた、僕なりのやり方です。

 ちなみに、自分が参加した番組で、あまり見たくないなと反省する内容になったとしても、放送は必ず見ます。嫌だけど、見ておかなければ次につながらないから。

 それに対しての批判的なコメントがあがっていたとしても、それは見ません。自分で反省することと、僕のことを知らない人間の誹謗中傷に耳を貸すことはまったく違う話だからです。 

(画像提供:黄皓)

 自分でどこが悪かったかと反省して、自己分析できているなら、他人のストレス発散のようなコメントを読むことで嫌な思いをする必要はありません。顔も名前も明かさずに遠方から適当に爆弾を投げてくるひとたちの相手をする必要はない。そういうスタンスでいます。

 異なることをして、それが異質であればあるほど批判は必ず受けますが、そこに自分の信念があれば大丈夫です。

瀕死から回復する方法

 一方で、知っているひとからの直接の指摘はちゃんと受け止めるようにしています。その場合はやっぱりへこむし、引きずります。

 たとえば大学時代、基本的にいまと変わらないキャラクターだったので、サークルなどでは「チャラい」と言われていました。彼女がいるときは、他の女性と遊んだりすることはなかったし、合コンに行くこともなかった。でも、女の子の友達は多かったし、コミュニケーションに長たけているほうだったから、遊びまくっているような目で見られることが多くありました。