昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

「能力もないし、責任感もない。何もできてない」大学のゼミで“名ばかり幹事長”と批判された男が「4代目バチェラー」になれた理由

『異なる勇気』 #1

2022/10/22

genre : エンタメ

 婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』で4代目バチェラーに選ばれた中国人実業家の黄皓(コウコウ)さん。鍛え上げられた肉体、甘いマスク、才色兼備の彼だが、実は大学のゼミでは「名ばかり幹事長」と批判された過去も。

 当時の失敗を、今どう反省しているのか? 黄皓さん初の著書『異なる勇気』より一部抜粋してお届けする。(全3回の1回目/#2#3を読む)

4代目バチェラーに選ばれた黄皓さん(画像提供:黄皓)

◆◆◆

挫折か? 骨折か?

 僕は、実は人生において挫折した経験がありません。挫折に見えても、それは“転んで骨折しただけ”という感覚に近いかな。

 回復したら、それまでよりも骨が強くなっていた、という感じです。今現在、元気でいるんだから問題はないよね。

 折れて治る、ということを繰り返しながら、骨が強くなっていくのだとすれば、挫折にあたらないと信じています。自分にとって意味のある経験、あるいは試験だったのだろうと思えるからです。

 躓いたり転んだりすることもなく、歩んでいるひとなんていません。もし、いたとしたなら、そのひとは何かあったときに立ち直りにくいはずです。ある程度のケガを経験していてこそ、対応力がついていくものだからです。

負けて後悔した「ひろゆきとのディベート対決」

 では、失敗したときにはどうするか?

 僕の場合、実はちょっとした失敗でもわりと引きずってしまうタイプ。

 最近でいえば、論破王のひろゆきさんとディベート対決をするテレビ番組に参加したことがありました。僕もわりと弁は立つほうなので、いけるかなという気持ちがあったのに、収録後、完敗だったなと落ち込んでしまった。

ひろゆき(本人Twitterより)

 終わったあと、「負けたのはいいとしても、どうして自分はあんなに中途半端なポジションをとってしまったんだろう」という後悔がものすごく強かったんです。

 実際に放送を見たひとの反応は良くて、「過去イチの勝負だったんじゃないか」という声なども聞かせてもらったんですけどね。放送前は「なんで、あそこでこう言わなかったのか」、「黄皓のディベート力は低いと思われちゃうな」なんてことを考えて、それこそよく眠れなかったほどだったんです。

 そこで僕がどうするかといえば、繰り返し繰り返し、自分を責めるんです。