昨年に引き続き、ドラマにCMに大ブレイク中の女優・吉岡里帆さんは生粋の「テレビっ子」だった! てれびのスキマさんによるインタビュー前編では、紅白歌合戦体験談から落語家を目指していた“秘密の履歴書”までをお伺いしました! (全3回 #2,#3に続く)
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「高橋一生さんと吉岡さんは終始映っていると思いますので」
―― 『紅白歌合戦』のゲスト審査員、お疲れ様でした。『紅白』はどうでしたか?
吉岡 やっぱりすごく感動しましたね。親戚のみんなが喜んでくれて。すごくおめでたい仕事だなと思いました。みんなが観てくれてるというのは、冥利に尽きる感じがあって楽しかったです。2017年にお世話になったアーティストさん達のパフォーマンスを見ることができて幸せでした。
―― ずーっと映る、すごく大変な席に座られていて(笑)。
吉岡 そうなんですよ! 当日、「審査員席がちょっと昨年とは変更になりまして」という説明があって、「高橋一生さんと吉岡さんは終始映っていると思いますので、気を引き締めていきましょう」みたいに言われて(笑)。
―― 当日!
吉岡 えっ? みたいな(笑)。私はお客さん目線で見れるから楽しみだなぁと思ってたんですけど、すごくガチガチに緊張してました。
―― お正月は休めたんですか。
吉岡 はい、31日が『紅白』だったので、お正月は、おばあちゃんとお母さんと東京に招待して、一緒に年越しを東京で過ごしました。その後みんな一緒に京都の実家に帰って、親戚一同、家族で集まって、みんなでお祝いしました。
「パジャマでおじゃま」に出たかった
―― それでは、子供の頃のお話を聞きたいんですけれども、そもそもテレビって好きでしたか?
吉岡 好きでした! うちはテレビを観てるほうだったと思います。
―― 最初に記憶しているテレビって何ですか。
吉岡 やっぱり『おかあさんといっしょ』ですね(笑)。「はみがきできるもん」とか、パジャマを着る……、
―― 「パジャマでおじゃま」?
吉岡 そうそう、「パジャマでおじゃま」。あれに出たくて出たくて(笑)。めちゃくちゃ早くパジャマに着替えるっていうのを、お母さんにアピールしていました。
―― あはは。
吉岡 私の方が絶対あの子より早く着替えられる! みたいな。