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温泉旅館の若旦那と結婚、義父母との関係は…モロッコ出身の若女将が「YOUは何しに日本へ?」で語らなかったこと

温泉旅館の若旦那と結婚、義父母との関係は…モロッコ出身の若女将が「YOUは何しに日本へ?」で語らなかったこと

金井ラミヤさんインタビュー #2

2022/10/31
note

「YOUは何しに日本へ?」に娘のミアちゃんが登場

――ラミヤさんは1児の母でもあります。先日放送された「YOUは何しに日本へ?」には一家の明るいムードメーカーとして娘のミアちゃんも登場していましたね。

ラミヤ はい、小学2年生になった娘のおかげで、私の出会いも広がっています。ミアを通して日本文化との出会いも。ちょっと話が逸れてしまうかもしれないのですが、それまでお蕎麦を美味しく感じたことのなかった私が、ミアを妊娠中にお蕎麦が大好きになって、お蕎麦ばかり食べていたんですよ(笑)。

――モロッコ出身のラミヤさんにとって、日本で子育てをすることへの迷いはありませんでしたか?

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ラミヤ もちろん、文化の違いはあります。私は7歳のミアをひとりで自分の部屋に行かせ、ひとりで寝るように育てています。でも日本では親が子供の近くにいてあげて、川の字になって寝るご家庭も多くありますよね。そういう子育ての文化の違いには、いまだに悩んでいて、両方のあいだでバランスを取ることが必要なんだと思いますね。

 この仕事をしていてラッキーだなと思うことは、彼女を私の仕事場に連れて行けるんです。いろいろな人に会ったりして、私以上に地元の皆さんや、私と一緒に働くスタッフたちの中に溶け込んでいます。

ラミヤさん、一篤さん、ミアちゃん

「誰かが支えるばかりではなくて、それぞれが支え合う」

――そして最後に、夫の一篤さんは、公私にわたるパートナーですよね。ラミヤさんにとってどんな存在ですか?

ラミヤ 夫は学生の頃から、すごく優秀でした。そして「家族を大切にしたい」というお互いの価値観が合っていた。自分が自分らしくいないと、夫とのつながりが本物ではなくなります。その気持ちは大切にしていきたいです。

――お互いを尊重し合う関係を築いているんですね。それは仕事上でも同様でしょうか?

ラミヤ 家に帰ってから、よく仕事の話もしますよ。それぞれが好きな仕事をしています。誰かが支えるばかりではなくて、それぞれが支え合う。毎日のことですから、例えば朝、子供のお弁当を作るのだって大変。それでも子育てと仕事、家族で助け合いながらやっていきたいですね。

 

その他の写真はこちらよりぜひご覧ください。

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